第3幕を語る

今回は第3幕にふれてみたいと思います。

哀しみと絶望を背負ってシレーナは海底神殿に帰ってきました。

そこにあるのはネレオに対する恨みとそれでも愛しいと思う気持ち。ここからシレーナは2つの相反する感情にのまれていきます。

「聞こえてくる我らの声。どこか哀しげにきこえて」私は始め日本語で作った詩にそう書きました。

姉達がシレーナの声を代弁するかのようにそれを歌います。

「冷たき心忍ばせて見つめる」

シレーナはそう言って心を殺していくのです。

この第3幕には一調という舞が入ります。

姉達に止められるシレーナの恋。ネレオの元へと戻りたい気持ち。現実から逃げて心の世界を一調で表現します。

これが本当に大変でした。声を出さずにただ表情と動きで全てを表現しなくてはならないのです。上手くできているかは公演でのお楽しみです。今から緊張するー!!!

そしてネレオの声がどこからか聞こえてくる。

シレーナの恋はどうなってしまうのでしょうか?

そんな第3幕の合唱の入ったCM第2弾できましたので見て下さい!

緊張するけど早く皆様に見せたい!そんな気持ちでリハーサルに望んでます!


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