「哀しみのシレーナ」10月再演(東京最終公演)に向けて










「奇跡もない。まぐれもない。しかし稽古は裏切らない。」たった一度のチャンス。
10月30日「哀しみのシレーナ」東京最終公演に挑む。









期待を背負うと 役者魂が萌える。自分には見えない背中が観客に見られる。舞台は背中が勝負なんですね。


仲間の稽古を「見取る」見取稽古。演技の中にヒントが隠れている。休憩している暇は無い。


この3年で私達は家族劇団になった。飽きさせない研究開発が長寿の舞台となる。合言葉は「伝統から進化」だ。



劇中では出会うことのない2組の三姉妹。10/30には再び三姉妹が集結する。

哀しみシレーナ再
演いよいよ近づいている!


哀しみのシレーナ第3幕「恋慕の日々」一調のシオリの稽古。泣きを儀式化した型に無駄は無い。能は奥が深すぎて気が遠くなる。


オペラに能楽のたった7分間のアクセントを入れた。葛藤を表現するには最適な組み合わせになった。上手く仕舞得ることができるだろうか?

師匠の喜多流能楽師粟谷明生師と大鼓高安流の佃良太郎さんと舞台裏で。

多くの方に私の声を届けたい 。「哀しみのシレーナ」では ネレオが水平線の彼方から愛の歌声を放つ。今は電波という波が私の歌声を運んでくれる。
(静岡エフエム放送での収録)




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